おきなわSDGsユースへの食育、商品開発・マーケティング研修プログラムについて

 食育、商品開発・マーケティング分科会に所属する若者によるおきなわSDGsユースは、分科会に所属する企業での研修を実施、その経験を沖縄におけるアグリビジネス・アグリツーリズムとしてまとめ、英訳し、フィリピンの大学生との交流会の場で発表することができました。

【さし草屋Joy工房】

沖縄のどこにでもあるさし草(和名:タチアワユキセンダングサ、学名:ビデンスピローサ)を使った商品開発やカフェを営んでいる、さし草屋Joy工房にて、さし草からのお茶づくり体験とビーガンカレー作り体験を行いました。分科会では、今回作ったカレーと同じレシピで、レトルトパックしたカレーをモデル商品として製作する予定になっています。

カレーづくり体験

【みやぎ農園】
みやぎ農園は、沖縄の風土や文化を大切にし、持続可能な循環型農業を目指し地域と一体となって地域に根ざした事業を行う「美しいむらづくり」構想の実現を目指した事業活動を行っています。ユースは、イオン大里の店頭でのみやぎ農園の野菜と卵が販売されていることを確認、養鶏場へ移動し、平飼い養鶏の実際を確認しました。その後、ショウガとガランガの畑を見学し、有機栽培の実際を学びました。アグリツーリズムでは、観光農園を行っている美らイチゴを視察しました。みやぎ農園の加工所では、野菜の集積から梱包の様子やマヨネーズ、ショウガシロップの加工品を確認することができました。

有機栽培についてレクチャー

【新垣養蜂園】
新垣養蜂園は、1954年創業の老舗養蜂園です。首里城にほど近く、城下町である首里金城町に位置しています。ミツハチの生態と自然環境や植物との密接な関係について講義を受けた後、実際の巣箱を見ながらミツバチがどのような生活を送って、我々が食するハチミツが採れていくのかを実体験していきました。

ハチミツをとる体験

【振り返りワークショップ】
これまで見聞きしてきた沖縄における分科会メンバーの企業の取り組みをまとめるためのワークショップを行った。ステップとしては、①発表する内容を固める、②①で決めた内容について資料をパワーポイントで作成する、③②で作成したパワーポイントをプレゼンするための読み上げ原稿を作成する、④③を翻訳する、という手順でワークを進めていきました。
まとめた資料は、フィリピンビコール州立農業大学との交流会にて、プレゼンテーションし、フィリピンの同世代を生きる仲間と意見交換することができました。

意見交換