食育、商品開発・マーケティング分科会は、企業として、株式会社みやぎ農園、株式会社さし草屋、新垣養蜂園、NGOとして、NPO法人パシフィックガーデンが参加しています。
 2020年12月以降、10回にわたり分科会を行ってきました。食育分野では、途上国で特に子どものころからの栄養に関する教育を進めたいことから、沖縄で食育ゲームを製作しようと考え、ゲームのコンセプトや形式等について話し合ってきました。現在、ボードゲームのような形式でゲームを作製していくところまで進んでいます。
 商品開発・マーケティング分野では、ソロモンの良質なオーガニックカカオを沖縄の食材と組み合わせて商品開発できないかと考え、カカオ入りクッキーやカカオのはちみつ漬け、カカオ入りドライカレーなどを試作し、メンバーで試食したりしてきました。
 その結果、ヴィーガンのカレーをレトルトパウチで800食作ることができました。今後、分科会では、さらなる商品開発を進めていく方針です。

ソロモンのカカオと沖縄県産の食材を活かした食品開発

食育ゲームの制作

課題・ニーズ

沖縄県内の企業とNGOが協働して、途上国の支援につながる食品加工や沖縄と海外の食育推進に寄与する

企業・NGO

新垣養蜂園・株式会社みやぎ農園・さし草屋・NPO法人パシフィックガーデン・リボルブ・NPO法人レキオウィングス・JICA沖縄・おきなわSDGsユース

目的

  • 沖縄県産の食材と海外の食材による新たな商品開発で途上国を支援する
  • 沖縄と海外の食育推進に寄与する

活動

  • 沖縄県産スパイスとソロモン産カカオを使用したドライカレーや、カカオの蜂蜜漬けの試作
  • 既存のゲームを参考に食育ゲームを制作する

成果

  • 沖縄県産の蜂蜜や卵、スパイスと、ソロモン産カカオを加工した商品が開発される
  • 小学校中学年を中心に子供から大人まで楽しく学べる食育ゲームが制作される
食育、商品開発・マーケティング分科会