BACKGROUND
設立背景

広範な社会課題に対して統合的に取り組むSDGsの目標達成には、政府のみ、国際機関のみ、NGOのみ、企業のみでは対応に限界があると考えます。こうした背景から企業とNGOを中心に相互の強みを活かしたパートナーシップを構築していくことが重要です。企業、行政、NGO、教育機関等、各々の強みを持ちよりプロジェクトを実施するなど、パートナーシップを促進していくための取り組みが必要とされています。

これまでJICA沖縄とNGO等との間で、取り巻く課題や提案等を話し合ったりしたことがなく、まずは、話し合いの場を持つことから始めていく必要であると考えました。また、NGO等によるキラリと光る素晴らしい活動はあるも、県内でまとまってNGO等の声を代表したり、広報・キャンペーンすることもありませんでした。

そこで、SDGsの実現に向け、特に国際協力において県内の企業やNGO等のステークホルダーのネットワーク化に取り組むため、2019年から「おきなわSDGs国際協力ネットワーク形成プログラム」が始まり、同プログラムの中で「環境」、「キャパシティビルディング」、「食育、商品開発・マーケティング」、「平和」、「外国人材」の5つの分科会が設置されました。

2021年には、上記プログラムの成果を発展させる形で、「おきなわ国際協力プラットフォーム(OIC-PF)」が設立されることになりました。
沖縄における「行動の10年」を見据え、企業およびNGO等を点から面に組織化、持続可能なものとし、2030年までのSDGs実現の担い手として「沖縄らしいSDGs」の活動が継続・発展できるための基盤を構築します。

PURPOSE
設立目的

おきなわ国際協力プラットフォーム(OIC-PF)は、特に国際協力の観点で沖縄らしいSDGsを推進するにあたり、NGO等や企業等の「連携」による多様な力の集結を目指します。また、継続的で効果的な活動を展開するために各種の取り組みや「支援」を提供します。

具体的には、おきなわ国際協力プラットフォーム(OIC-PF)運営事務局を設置し、同事務局がNGO等同士の関係を強めるきっかけになる役割を担い、NGO等組織強化のために必要な支援が届けられる「対話」の場を提供していきます。